【今さら聞けないスーツのルール】ラペル(下襟)の種類と特徴を知ろう!


今さら聞けない「ラペル」の基礎知識


ラペルとは、ジャケットの前身頃の折り返し部分、つまり下襟のこと。スーツの中でも一番目立つ位置にあり、幅や形によって少しづつ見た目のニュアンスを左右する大切なパーツです。

今回は、スーツを正面からみた際に最も目立つ“ラペル”の基本についてご紹介します。


目次

▼ラペル幅は「8cm」が基本
▼ラペルの形は「ノッチドラペル」が基本
▼ラペルの種類 ノッチドラペル
▼ラペルの種類 セミ・ノッチドラペル
▼ラペルの種類 セミ・ピークドラペル
▼ラペルの種類 ピークドラペル


ラペルは「8センチ幅」が基本

ラペル幅は「8cm」が基本
ラペル幅は、見ごろの折り返しからラペル先端までの長さを垂直に計測し、標準幅は「8センチ」と言われています。あまり流行に左右されないスーツという衣服には珍しく、トレンドの影響を受けやすいパーツです。

近年はイタリアン・クラシコの影響で6〜7センチの細めのラペル(ナローラペル)が流行していましたが、最近では流行が揺れ戻し、標準の8センチに回帰傾向が見られます。

なおスーツを綺麗に着る鉄則は、「ネクタイの太さをラペル幅に合わせる」こと。

ラペル幅より細すぎるネクタイは貧弱に見えますし、ラペル幅より太すぎるネクタイは主張し過ぎて悪目立ちします。あまり気にした事が無かった…という方は、お手持ちのジャケットのラペル幅とネクタイを確認してみましょう。




ラペルの形は
「ノッチドラペル」が基本

ラペルの形は「ノッチドラペル」が基本
現在日常で見られるラペルの形は4種類に分類されます。一番左の「ノッチドラペル」が、現在最も良く見かけるラペルのデザインです。右に行くほどフォーマルの度合いが強いデザインで、下襟の角度が大きく、先端が尖っていくことが分かります。


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ラペルの種類 ノッチド ラペル
【鋭角度★☆☆☆】

ノッチド ラペル
notch=V字型の切れ込みがある、という意味。現在店頭に並ぶビジネス用スーツは、そのほとんどがノッチドラペルです。

ビジネス用のスーツをオーダーする際に困ったら、このラペルを選ぶと間違いがありません。



ラペルの種類 セミ・ノッチドラペル
【鋭角度★★☆☆】

セミ・ノッチドラペル
セミ・ノッチドは、ノッチドラペル()よりも下襟の角度が少し鋭角なのが特徴です。既製品ではあまり見られず、ビスポーク(オーダーで作られた製品)で、あえて取り入れられる事が多い様です。

ノッチドラペル()よりも少しエレガントな印象で、ピークドラペル()やセミ・ピークドラペル()ほど仰々しくもないので、ビジネスシーンで少し上品な個性を出したい装いにお勧めです。



ラペルの種類 セミ・ピークドラペル
【鋭角度★★★☆】

セミ・ピークドラペル
セミ・ピークドはピークドラペル()よりも下襟の角度が少し控えめで、上襟との間に隙間があるのが特徴です。セミ・ノッチドラペル()と同じくあまり国内の既製品スーツでは見慣れませんが、ビスポークであえて取り入れる方が多い形です。

ピークドラペルよりもドレッシーさを押さえたい場合や、少し個性を表現したい場合に使われます。



ラペルの種類 ピークドラペル
【鋭角度★★★★】

ピークドラペル
前ボタンが2列になった“ダブル”のスーツは、ピークドラペルが一般的。peak=尖った、という意味の通り、下襟の先端が尖っています。

燕尾服やタキシードなど、フォーマルウェアでも好まれるエレガントな形です。反対に、リネンやコットンなどカジュアルな素材で作られたスーツの場合は、エレガント過ぎないセミ・ピークドラペル()を選ぶのもお勧めです。



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